なぜカラーリストによって診断結果が違うの?
診断結果に納得できないんですけど・・・
これって皆さん経験ないですか?
実は私も経験あるのです。
カラーリストになりたくてスクール選びをしている時に
某大手カラースクールの体験講座で言われたのが【spring】
そして、実際学んだカラースクールでは【winter】
お客様もパーソナルカラーの診断に納得いかなくて
何度も何度も診断されているという方が何と多いことか。
どうしてこんなことが起こってしまうのか、
私の経験上の見解をお伝えしようと思います。
①カラースクールによって
使っているドレープが違う
これは私も驚いたのですが・・・
カラースクール探しをしている時に
「こんなにスクールによって色が違うんだ」
ということを目の当たりにしました。
中には、こんなピカピカしたドレープで
診断できるのかな?と思うほどのドレープもありました。
当然、診断ツールが違うと
診断結果も変わってきますよね。
②テストドレープが違う
私達カラーリストは春夏秋冬に合った
テストドレープを用意していますが
テストドレープに使う、そもそも色の種類が違う。
私なら そのシーズンの特徴ドンピシャの
ドレープカラーを選びますが
カラーリストに寄って選ぶ基準が違うのです。
例えば、summerのピンクテストドレープ。
ブルベのスッキリした薄いピンクを
選ぶカラーリストもいれば、
スモーキーカラーのピンクを選ぶカラーリストもいます。
テストカラーの選ぶ色が違えば、
似合う色も違ってくるのは当然のことです。
③イエベ・ブルベに該当しない人の診断
これはもう私が日頃から
口を酸っぱくして言っていることですが
もともと色は「イエベ」「ブルベ」だけに分けることができません。
色の性質から当たり前のことなんですね。
イエベ・ブルベに当てはまらない人の診断って
絶対にどちらかに当てはめないといけない。
だからカラーリストによって診断結果が違ってきます。
④診断基準が違う
診断を「似合う色」にするのか
「見られたいイメージ」にするのかで
診断結果って違いますよね。
本当はautumnさんだけど、
エレガントなイメージに見られたい人だからsummerにするとかです。
⑤メイクをしたままの診断
普段はメイクをしてお洋服を着るので、
メイクをしたままの診断をするカラーリストもいます。
これはちょっと危険 パーソナルカラーって自分の肌・瞳・髪の色と質感に馴染む色なので メイクに馴染んでも意味がないのです。
メイクは流行りもあるので、メイクが変わればまた診断のやり直しです。
パーソナルカラー診断は必ずノーメイクでやらないと
正確な診断はできないってことを覚えておいてくださいね。
⑥いきなり診断
「さぁ、診断します!」と言って、いきなり診断するカラーリストさん。
これではお客様に納得してもらえる説明ができません。
似合うには必ず理由があります。
それがお客様ご自身が持っていらっしゃる素材です(肌・瞳・髪の色と質感)
似合う理由を説明してもらわないからお客様も納得できないのです
というように、
使うドレープが違ったり、診断基準が違うと診断結果が変わってきます。
カラーリストが未熟という理由ではありません。
ただ⑥いきなり診断はカラーリストの責任かなと思います
パーソナルカラー診断を受ける時は
どんな診断方法なのか、事前に確かめるといいですね
高いお金を払って診断してもらうパーソナルカラー診断ですものね